前回のブログ耳鳴りの原因、改善方法①のつづきです。
こんにちは、鹿児島の自律神経整体、たかやま整骨院です。
本日も前回に引き続き耳鳴りでお困りのあなたへ送るブログです。
今回は耳鳴りを日常生活で改善させる方法をご紹介いたします。
1血行を良くする。
耳鳴りが発症する大きな原因の一つが血行不良です。
耳の中にある音を感知する有毛細胞が血行不良を起こすと耳の聞こえが悪くなります。
それを補うために脳が過敏になり耳鳴りが起こるのです。
ウォーキング
20分気持ちの良いペースで立ち止まることなく歩きます。
ふくらはぎの筋肉を動かすことによって重力によって下がり滞っていた静脈をふくらはぎの筋肉がポンプとなり心臓へ戻します。
心臓は戻った静脈の量だけ血を送り出します。
全身の血液の量が増え、耳の中の各細胞に栄養と酸素が供給され正常な機能を果たすことができるのです。
ウォーキングを行うのに一番適している時間帯は夕食を食べ終えた30分後がお勧めです。
午前中は何もしなくても自律神経が交感神経優位の状態になっています。
この状態でカラダを動かせばさらに交感神経が優位になり血圧は一気に上がります。
夕方は副交感神経が優位に働いているのでカラダを動かすことに良い時間帯です。
又、食事を食べると血糖値が急激に上がりインスリンがそれを一気に抑えます。その下がり切った血糖値を上げるため交感神経が働きます。
ですから自律神経の乱れが落ち着く食後30分後に歩く事がお勧めです。
運動
血行促進とセロトニンを分泌させる運動を行います。
セロトニンはココロの安定を図る脳内物質です。
セロトニンが減少すると些細なことでイライラします。
イライラ状態では脳が興奮し耳鳴りは悪化してしまいます。
縄跳び
ウォーキング
ガムをかむ
など一定のリズムで繰り返し行う運動を行うと血行が良くなりセロトニンの量も増加します。
体操
首を上下大きく10回動かします。
次に両肩を引きあげ下げることを10回行います。
1メートルぐらいの軽い棒を用意します。
棒を両手で持ち肘を伸ばした状態で大きく上下に動かします。
背中から首の筋肉を動かすことで首から上の血行を促します。
水分を摂取する
耳の中にある蝸牛と言われる部分があります。
この蝸牛は音を聞くことに対してとても重要な部分なのです。
蝸牛の中はリンパ液で満たされています。
空気の振動として伝えられていた音がリンパ液の振動に変わり脳に信号として送られるのです。
リンパ液が滞った状態だと信号に乱れが生じます。
水分を多く摂取すると体内で利尿ホルモンが分泌され利尿作用が上がり滞っていたリンパ液を入れ替えるのです。
深呼吸
人間には大きく分けて2つの神経があります。
「物を取る時腕を動かす」などの自分の意志でカラダを動かすときに使う運動神経。
血液の流れや呼吸、発汗、腸の動きなど自分の意志では動かせない自律神経。
後者の自律神経の働きが乱れ耳鳴りは発症しています。
しかし、自分の意志で動かすことは出来ません。
直接動かすことはできませんが呼吸を変化させることで自律神経を変化させることができるのです。
ゆっくり呼吸を行うと副交感神経が優位になります。
吸う息よりも吐く息をゆっくり行うと胸腔内にある圧センサーが感知し静脈の流れをゆっくりにします。
ココロも安定し血圧も下がります。
耳鳴り改善に役が立ちます。
息を浅く速く行うと交感神経が優位に立ちます。
日常生活を振り返ってください自然と浅く早い息を行っていませんか?
ことあるごとに深いゆっくりとした深呼吸を行いましょう。
入浴
治療の一貫として入浴を行います。
38~40℃の少しぬるめのお湯に首まで20分浸かります。
ぬるいお湯につかることで副交感神経が優位になり血管が拡張します。
血液は約1分で全身を巡ると言われております。
最初ぬるいと感じていても時間とともに血液が循環する回数が増えるので額から汗が出てきます。
逆に42℃の湯船につかると暖かく感じますが交感神経が優位に立ちカラダは冷えます。
血管が細くなり、血液の流れは逆には悪なっているのです。
カレーライスを食べると一瞬汗が出てカラダが熱くなりますがそのあとカラダが冷えるのと同じなのです。
また首まで湯船に浸かることで水圧がカラダ全体にかかり呼吸を行うことが少し苦しくなります。
有酸素運動を行ったときと同じ効果がでます。
より一層血液の流れが良くなるのです。
リラックスする好きな香りの入浴剤を入れることもお勧めです。
入浴剤はさらにカラダを温めてくれます。
入浴は浮力により筋肉が弛緩します。いいことばかりですね。
注意:心臓疾患のある方や気持ちよく長湯ができない方はされないでください。
カラダはたった一つのことを行うためにだけ働いている
前回耳鳴りの原因、改善方法①の巻末に記載しました「カラダは何をしている?」の答えです。
タンパク質の合成をしているだけなんです。
例えばカラダに細菌が入ります。
細菌はタンパク質の合成を邪魔します。
そこでカラダは免疫細胞を出動させ細菌をやっつけます。
結果、体温が上昇(所謂、熱が出るという状態)するのです。
耳鳴りにしても耳の中の細胞に栄養、酸素が十分行きわたらなくなりタンパク質の合成が上手くいかなくなり
発症しているのです。
人のカラダを健康な状態に保つには、細胞に栄養と酸素を多く送れば良いことがわかります。
そのためには栄養と酸素が多い血液を多く細胞に行きわたらせれば良いのです。
ですから栄養価の高い食材と安定した精神状態で良い血液を作り、運動を行うことでその血を細胞に行きわたらせれば良いのです。
私はいつも施術に迷ったとき、この原点に立ち返ります。
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