起立性調節障害がたかやま整体院で改善する理由

目次

起立性調節障害で苦しむお子さんをお持ちのご家族へ

愛すべき存在に何も手を差し伸べてあげられない

苦しむ大事な人を見守ることしかできない辛さとてもよくわかります。

たかやま整体院で起立性調節障害の辛い症状が改善する理由を順を追って解説していきます。

起立性調節障害 医学的見解

ご家族の方は突然原因がわからず何が起こったか理解できない驚きがあると思います。

しかし、原因無くして結果は現れません。

逆に原因がわかれば改善する糸口が見つかります。

起立性調節障害の主な原因は自律神経の乱れで、体を活動的にする交感神経と体をリラックスさせる副交感神経のバランスが崩れることで様々な症状が起こります。
原因としては体質など遺伝的な要素、思春期による体内のホルモンバランス、学校や友達、勉強などの精神的なストレスなどが挙げられます。
遺伝的な要素として具体的には発症した子どもの親も起立性調節障害だったという例もあり、患者の約半数に遺伝の可能性が考えられています。
他にも朝が苦手な人やよく立ちくらみがする人はもともと自律神経の働きが弱く、発症しやすい傾向にあるといわれています。さらに貧血や脱水、低血圧の人や下肢特にふくらはぎの筋力が低下している方など心臓へ戻る血流量が少ない時、エネルギー不足の時にも発症しやすくなります。

引用元 https://mymc.jp/clinicblog/159096/

このように起立性調節障害が自律神経が乱れて発症することは解説されていますが

医学的見解で起立性調節障害の原因は十分に明らかにされていません。

しかし、臨床で立ち会う機会が多い私の見解ですが原因はあります。

改善されるケースに立ち会っているのでそれが言えるのです。

起立性調節障害でご来院されたの患者さんの年代を見ると

小学校4年生から21才の方しか今まで起立性調節障害で来院されたケースはありません。

一般的なデータでは

日本の小学生の5%、日本小児心身医学会によると、“中学生の10人に1人”いるとされ[2]、男女比は 1:1.5〜2 と報告されている(当院での割合は1:1)

確実なことは発症する人としない人がいることです。

原因

  • フェリチン値が低い

血液の中のフェリチン(鉄分)という物質が減っているケースがあります。

成長期の学童は体の成長で使用され減りやすい特徴があります。

フェリチンが減ると

  • 鉄分不足になるり、脳の神経伝達物質の分泌が低下する。
  • 鉄欠乏になるり、神経伝達物質の合成がうまくいかず、精神症状が現れる。

【症状】

  • 落ち込んだりイライラしたり、気分のすぐれない状態が続く
  • ちょっとしたことで思い悩んでしまう
  • 憂鬱な気分が長く続く
  • 睡眠のリズムが乱れて、寝起きが悪くなったり、夜中に目が覚める
  • 疲労感や冷え

フェリチンが減っていると起立性調節障害の改善率は下がります。

フェリチン値が低いだけが起立性調節障害の原因である場合はありません。

しかし、フェリチン値が低い状態で改善することはまれです。

病院で検査しフェリチン値を上げる治療を行いながら整体を行うことで改善に導きます。

  • 体の成長のアンバランス

データや臨床経験から体の成長の差も大きな原因です。

たかやま整体院に起立性調節障害で来院する患者さんの中で

急に背が伸びたという方が全体の1/3です。

急に背が伸びていなくても成長期特有の外側の体と内部の自律神経、内臓の成長がアンバランスになったことによって生じ場合が多いです。

この場合、改善する条件(骨格を整える、生活改善、ストレスマネージメントを行う)を整え体の成長を待つしかありません。

改善する条件を整え、体の成長が伴ったとき

驚くほど回復したケースが何度もありました。

  • 姿勢が悪い

また、大人の自律神経失調症の方も同じなのですが特徴として猫背で肩が前に出ている

俗にいう巻き肩である場合が多いです。

姿勢が悪いことで、頸椎に負担が掛かり、神経が不用意に引っ張られ、それがストレスとなり自律神経を乱しているケースが多いです。

姿勢が悪いことが起立性調節障害の原因割合が大きい場合、整体だけで改善するケースがあります。

  • 生まれつき繊細な脳

起立性調節障害の方は繊細な人が多いです。

繊細さは脳の性能です。(人口の約15パーセント)

脳の構造は個人差が大きいです。

生まれつき脳が繊細で外部の刺激(音、匂い、光など)がストレスになっている。

繊細がゆえに人とのコミュニケーションに気を使い、つかれているケースも多いです。

一般的な【普通】という感覚と違うのです。

普通が普通ではなく繊細な人にはストレスになっています。

人ごみや同じ空間に大勢の人がいるだけでストレスを強く感じます。

学校という場にいるだけでストレスになっている場合も多いです。

私はこの気持ちがとてもよくわかります。

小学生のとき私は友達と遊ぶことが好きだったのですが学校へ行くことが嫌いでした。

今考えると同じ教室に50人(我々の時代です)もの人が座り

授業中は座っていなければいけない

黙っていなきゃいけない

この苦痛に耐えるだけで辛かったことが今になってわかります。

また、皆が普通に行っていることができない自分を無意識に責めます。

やらなければいけないという義務感がストレスになりより自律神経を乱します。

対策として、物のとらえ方を変化させ、自分を受容することが最善となります。

施術中に必要の応じてカウンセリング、ワークを行います。

特別な才能を持っていることが多い

脳が繊細な故に辛いこともありますが

今まで来院した患者さんの多くに秀でた才能がありました。

プロのミュージシャン、絵描き、プロのダンサー、作家、大学の法学部に進学

アパレル会社のグループ内で一番販売数が多い、アルバイトを行っていると社員登用の声を掛けられる等

自分の生きる場所を見つけるとその世界で大きな力を発揮したケースが多くございます。

若いときに自分の特性に気づくと後の人生が幸せです。

気づかずに不適応な場所に就職、合わない人との結婚等

起こる可能性が未然に防げます。

自分のやりたいこと、自分の才能が人様に価値を与えることができる

それが一番の幸せだと私は思います。

最後に

複数の原因が重なり起立性調節障害の症状を誘発しています。

個人個人で原因の割合が違うため

大人の自律神経失調症と違い

一概にいつ改善するか明言できません。

できることを行い

良い状態を保って置き

タイミングを待つ他ありません。

逆に良い状態でないと

タイミングが来ても改善しにくいのです。

誰もが改善に時間はかかるものです。

お気持ちは痛いほどわかるのですが

インスタントに良くなると考えると家族全員のストレスが大きくなり余計に改善を遅らせます。

最大の目的である子供さんの幸せのために全力で向き合わせていただきます。

※まれに知的障害があることで改善されないケースもございます。

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