【症例紹介】10代男性 勉強中目の奥に重い痛みを感じ激しい頭痛が発症した症例の改善事例

10代男性がテスト前3日間集中し勉強を行っていると、肩こりが酷くなりそのまま勉強を続けているいたら目の奥に痛みを感じ、その後耐えられない頭痛を発症してしまいました。

当院で自律神経バランス整体を受け、症状が改善し、テストの結果も良かったとのことでクチコミをいただきました。ご紹介させていただきます。

目次

体験談紹介

テスト前で3日間、いつも以上に勉強をしていたら、頭痛と肩凝りがひどく、勉強ができなくなった。

近くにたかやま整骨院があったので、施術をお願いした。

1回の施術で、頭痛が完全になくなった。

そして首肩を触っていないのに、不思議と凝りは一切なくなっていた。

お陰でまた勉強ができた。これからはメンテナンスで通うので、よろしくお願いします。

クチコミサイトエキテンに投稿されたクチコミより

K.T様エキテンへのご投稿ありがとうございました。

院長の解説

K.T様は進学校へ通う高校生。学年末テストが迫っていたためいつも以上に勉強に取り組んでいました。

勉強に集中しすぎて気温が低くなっていたことに気が付かず、頭痛が酷くなった時にはカラダがとても冷えていました。

K.T様は中学生の頃に運動部で怪我をするたびに、当院へ施術を受けに来ていました。

高校へ進学すると部活動が盛んではないのでカラダを痛めることはありませんでした。

今回はK.T様のお母様からお電話を頂き、その旨をお聞きし施術を行うこととなりました。

初回カウンセリング

後頭部と目の奥に強い痛みがあるとのこと。

試験前や天気が悪くなるとたまに頭痛が発症することがあるそうです。

あまりにも痛みが強い時は市販の痛め止めを飲み改善するとのことでした。

今回の頭痛の原因は以下の通りです。

  • テスト前の緊張感
  • 同じ姿勢を取り続けたことによる血行不良
  • それに伴い脳幹が締め付けられセロトニンの減少
  • 気温の低さによる血行不良
  • 寒さのストレス
  • 目を使いすぎたことによる眼精疲労

これらの原因によって自律神経バランスが乱れて、頭痛が起きてしまったのです。

頭痛の原因を間違えると悪化する

K.T様のお話から片頭痛ではなく緊張性の頭痛ということがわかりました。

片頭痛の場合血流が良くなりすぎて痛みが発症しているので施術を行うと痛みがさらに増します。

ですから痛みが発症していない時に施術を行い症状から遠ざけるのです。

緊張性頭痛の場合は血行不良により痛みが発症しているので施術を行うと改善されます。

頭痛は種類を見極めないと原因自体を間違えることになります。

原因を誤ってしまうと逆効果になってしまいます。

初回施術

頭痛を改善するため、うつ伏せになっていただき頭蓋骨の調整を行いました。

施術後に座って頂き、一度大きく深呼吸をしていただきました。

「今頭痛はありますか?」お聞きしました。

K.T様は「あれだけ痛かったのになくなっている。」と驚かれました。

また、肩・首のコリもなくなり、物が鮮明にきれいに見えるともおっしゃっていました。

頭痛の場合は自律神経が乱れている?

この時の頭痛だけを改善させるにはここまでで問題はないのですが、このまま放っておくとめまいや耳鳴りを起こす可能性があるので、再発防止のために自律神経のバランスを整えます。

明らかに自律神経の乱れが頭痛に関与しているからです。

交感神経が優位になった場合、血管が細くなり血流を悪くします。

血行が悪くなると肩や首の筋肉が硬くなり、さらにその筋肉が血管を締め付け血行が悪くなるのです。(今回首肩に一切触れずに首肩の症状が改善したのはこの原理なのです。)

筋肉の疲労物質が神経を刺激し頭痛を誘発します。

お尻の骨が重要だった

もう一点気になったのはお尻の真ん中にある骨、仙骨の動きが非常に悪くなっていたことです。

同じ座った姿勢を続け体が冷えていたためにお尻周りの筋肉が硬くなり仙骨の動きを悪くしていました。

仙骨にはとても重要な役目があります。脳脊髄液を循環させるポンプの役目を行っているのです。

脳脊髄液は脳室(脳が入っている部屋)から脊椎の側面を通り、仙骨を回りまた脳に戻ることを繰り返しています。

仙骨が微妙に動くことがポンプの役目となり脳脊髄液が循環しているのです。

脳脊髄液の循環が悪くなると脳は興奮状態となり交感神経を更に優位にさせ、血の流れは悪くなり頭痛は悪化します。

初回施術後

自律神経バランス整体を受けた後さらにカラダ全体が快調になっていました。

カラダを冷やさないことと座っている時間を短くして、途中で立った状態でも勉強するアドバイスをしました。

2回目施術

初回施術から4日後に来院されました。

施術の後テスト期間中はとても調子が良かったとのこと。

この3日間は、頭痛も目の奥の痛みも再発していないとのことでした。

しかし、施術当日は朝から少し頭が痛くなっていたとのこと。

この日は朝から曇り、来院された時間には少し雨が降り出していました。天気により頭痛が発生していたのです。

施術は頭蓋骨の調整を行い、仙骨の動きを戻し、脊椎を整えました。

施術後、頭痛も目の痛みも改善され、座った状態から立つときにカラダがとても軽くなったと驚かれていました。

なぜ天候が悪くなると頭が痛くなるのか?

人間が無意識にカラダのバランスをとって生活ができてるのは、目からの情報を脳に送り、耳の中にある三半規管から脳に情報が送られます。

この二つの情報を自動的に脳が判断をして平衡を保っているのです。

ところが天気が悪くなると、気圧が変動します。気圧が変動すると、自律神経に乱れがある場合は極端に自律神経の機能が乱れ、三半規管の中に入っているリンパ液が変動します。そのため三半規管からの情報は間違った情報を脳に送ります。

目からの情報と耳からの(三半規管)情報に違いが生じ、脳が混乱し、頭が痛くなるのです。

この時はK.T様に立位になっていただき、自律神経の検査を行いました。明らかな自律神経の乱れが結果として表れました。

3回目施術

1週間後に来て頂きました。

時間を置き変化を確認しました。

学校のテストも終わり、日々の生活もいつもに戻りストレスも減りカラダを酷使することもなくなったので、天候が悪い日でも頭痛・目の痛みは再発していませんでした。

まとめ:自律神経が安定していれば頭痛は起こらない

生活でのアドバイスお伝えしました。

日頃から自律神経を乱さないようにしてココロがければ多少のことで頭痛は発症しません。

痛みが発症したときより日々のケアが一番大事なのです。

K.T様メンテナンスでの次のご来院お待ちしております。

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