当院にはめまいでお困りの患者さんが多くいらっしゃいます。
自律神経が乱れたことによるめまい
当院に来るめまい患者さんうちの9割以上の方が自律神経を乱したため、めまいを誘発したケースです。
良性発作性頭位めまい症
その次に多い症例は「良性発作性頭位めまい症」です。その特徴は以下の通りです。
じっとしているときは起こらず、頭を動かすと特定の位置でめまいが起こる「良性発作性頭位めまい症」。よく見られる病気で、目の前がぐるぐるするような回転性のめまいのひとつです。
頭を動かすとめまいを引き起こす 良性発作性頭位めまい症
良性発作性頭位めまい症の実例
今までご来院された患者さんの中に、2か月に一度良性発作性頭位めまい症で苦しんだ方がいらっしゃいました。
たかやま整体院で自律神経を定期的にメンテナンス施術を行うことで、その後良性発作性頭位めまい症は再発されていません。
良性発作性頭位めまい症を発症してから自律神経を整えてもすぐにめまいが改善されることはありませんが、再発防止に整体はとても効果があります。
疲労感とめまい
沢山の患者さんのめまいの状況や私自身の経験から、めまいの原因が自分が認識していない極度の疲れである場合が多いです。
めまいは限界を超えているというサインなのです。
気づかぬうちに疲れをため込み体から「休みましょう」といわれているのです。
近々の私のめまいは、経理・決算のため休みを取らずにPCの前に座り続けなれないでうまくいかないPC作業にいらいらしながら、極度の緊張感を持ち続け作業をしたことによるものでした。
作業中にめまいを発症することはなく、一息ついて外に出てレンガ調の歩道を歩き始めたときに急にめまいがおこるのです。
ふわふわ地に足が付かず浮遊しているような気持ち悪い感じが続きます。
また、急に首を動かし視界を急に変更したときにグルッと目が一瞬回り・そのあと気分の悪さが一時続きます。
こんな時はめまい体操をして自律神経を整える生活を3日ぐらい行うと症状は治まります。
院長の生まれて初めてのめまい経験
小学校4年生のめまい
46年前の小学校4年生になりたての44月のある火曜日、いつも楽しみにしていた夜7時からはじまるTV番組がその日はなくものすごく暇で嫌気がさしていました。
この時7日前に一つ年下の弟から言われた「俺は1000回腹筋をした。」という言葉がふとよぎりました。
弟は暇だったのか1000回腹筋運動をしていたようです。
私も一度腹筋1000回やってみたいと思っていたのですが、友達と遊び、TVを見る時間のほうが重要なので行っていませんでした。
しかしあまりにも暇なのでこの時やってみることにしました。
仰向けで寝て、腕を頭の後ろで組み起きるだけの単純な運動です。
大体こんな感じです。https://www.youtube.com/watch?v=Jed5nTePQsw
やってみると500回ぐらいでは何も問題がありませんでした。
しかし、7–回ぐらいから気持ちが悪くなってきました。
車酔いに非常に近い症状が出ていました。
しかし、目標の1000回まで300回。もう少しと思い腹筋運動をひたすら続けていました。
800回を超えたあたりで腹筋や足の筋肉にはなんの疲れ不具合は感じないのですが
ひどい乗り物酔い状態になり中止せざる負えませんでした。
運動をやめた直後に人生初のめまいがやってきました。
ぐるぐる家の中が回っていました。
しかし、一休みすると完全にめまいは消失していました。
小学5年生のめまい
次にめまいが発症したのは小学5年生の12月24日。とても寒い日でした。
学校は冬休みに入り、やることがなくこのときも暇でした。
クリスマスイブということもあり私が通っていた小学校からほど近い高校の生徒さんたちが、多くの小学生のために小学校で【クリスマスお楽しみ会】を大々的に行うということを人づてに聞き、友達兄弟を誘いその会に参加しました。
かなり大規模な催し物で小学校の教室、体育館を使うものでした。
高校の学園祭に似ている状態でした。
一番私の目を引いたのは【縄跳びを引っかからないで何回飛べるか?】というブース。一番回数を多く飛んだ人には国立競技場で行われるアメリカンフットボールの試合観戦チケットが2枚もらえるというものでした。
当時一時的にアメリカンフットボールが流行っていたのです。ミーハーな私はルールもわからないのに雰囲気のカッコよさにあこがれていました。
小学生のころの私は縄跳びにとても自信を持っていたのでなんの躊躇もなくこの大会に参加しました。
いざ飛ぶと八百何十回(細かい数字は覚えていませんが1000回に満たなかったことは覚えています)
これだけ飛べばもう記録が抜かれることはなく、チケットをゲットしたと確信し他のブースに遊びに行きました。
回数が抜かれていやしないかと心配になり戻ってみると一番目に張り出された名前は私の名前ではなく一つ年下の運動神経がとてもよくて有名な少年に変わっていました。
ここからが地獄のような戦いの始まりです。
私が900飛べば向こうは950飛んでの繰り返しです。
催し物が終わる時間最後の最後、向こうの記録はすでに2000回を超えていました。
ラストチャンスに私はかけ縄跳びを飛び続け向こうの回数を抜いた時、あきれていた係りの高校生にもうやめてくれと強制終了されました。
なんとか一番を獲得しました。
すべてが終わり総括で体育館に皆が集められ、体育座りをし表彰されるのを寒い12月末の体育館にランニング短パンという姿で待っていた時、体育館が突然回り始めたのです。
体からは大汗が噴出し、体が熱くて仕方ありませんでした。
家に帰ってからも一時汗が吹きだしていました。
よくよく考えてみると一日で縄跳びを総計7000回から8000回飛んでいました。
商品欲しさに自分の体を顧みず完全に限界を超えた出来事でした。
ちなみに戦利品のアメリカンフットボール観戦チケットは父と二人で見に行きました。
父と二人で出かけたのは人生5回
貴重なことの一つとなりました。
喜び勇んで会場に着くと、真冬の国立競技場は恐ろしく寒くルールもわからないので業を煮やした父が、試合途中で「帰るぞ」と一声
そのあと二人で映画【男はつらいよ】を見に行きました。
そんな思い出のめまいでした。
めまいは限界を越えている時のサイン
少し極端な例でしたが明らかにめまいは肉体的なだけでなく精神的な面も含め限界を超えているというサインです。
しかも「これぐらいは大丈夫だ」とご自身で思われている場合がほとんどです。
初期のめまいであれば少し休むだけで改善するケースが多いです。
それでもめまいが収まらないときはたかやま整体院へお越しください。