自律神経を整えるために、ウォーキングを行うことはとても有効です。
自律神経が整えば不要な不安や恐れを遠ざけることができます。
しかし、歩き方を間違えると逆に自律神経は乱れてしまいます。
また、毎日1万歩歩き膝や腰を痛めた方も多くいらっしゃいます。
「何分、何歩歩けばいいの?」とご質問を受けることが多いです。
今回のブログでは科学的根拠に基づき質問にお答えしていきます。
ウオーキングで自律神経が整う科学的根拠
ウォーキングを行うことで自律神経が整う、科学的根拠があります。
脳内伝達物質セロトニンを増やすと感情が整います。
適切なウォーキングを行うとセロトニンが増えます。
心に落ち着きが生まれ不安感が遠ざかります。
逆にセロトニンが減ると自律神経は乱れます。
自分の意思に反し、不必要な不安や恐れがやってきます。
セロトニンが極端に減ると鬱になります。
日ごろからセロトニンをうまく活用できる体にしておけば、自律神経が乱れにくくなり不要な不安、恐れを感じにくくなります。
そのためにウォーキングが有効な理由なのです。
ウォーキングで不安感を遠ざける体質に変わる
3か月適切なウィーキングを行えば不安感から遠ざかる体質にかわります。
ある記事を引用して解説します。
具体的に述べると、歩行のリズム運動とはウォーキング・ジョギング・自転車こぎ・スクワットなどが当てはまります。ウォーキングというエクササイズがセロトニン神経の分泌を促した結果、うつ症状を改善し、いい身体の状態を作ることが期待できます
<途中割愛>
セロトニン神経が活性化すると、まず頭が覚醒します。さらに、心のバランスも取れて、自然と物事に対する意欲が出てきます。自律神経の調節も良くなり、顔つきも明るく血色がよくなってきます。不定愁訴(原因のわからない体調不良全般)もなくなります。
セロトニンを増やすために。脳におけるセロトニン神経を活性化させるには
ウォーキングに適した所要時間
セロトニンの分泌だけを考慮した場合、午前中に5分から30分、歩くことだけに集中し歩きます。
注意点としては「ノルマを課さない」「疲れたら即終了」
無理をするとセロトニンは減ってしまいます。
ウォーキングに適した時間帯
セロトニンの分泌だけを考慮した場合
午前中です。
歩くことだけに集中します。
自律神経を考量した場合 (疲労の除去 ストレス解消)
夕食を食べ終えた30分後ぐらいに、夜空や季節の風を感じたり、草花の匂いを楽しみながらゆっくり、自分のペースで散歩を楽しむことをお勧めします。
あくまでも理想です。
朝も夜も都合上歩けない方は昼でも構いません。
体を痛めない歩き方
せっかく歩いても、体の使い方を間違えた歩き方を行うと膝や腰を痛め、肩こりを誘発し、首に負担がかかり、自律神経を乱してしまいます。
体に優しい、自律神経を整える歩き方があります。
こちらの動画を参考にされてください。
どんなことでも練習をしなければうまくできません。
ヨーガ、バトミントン、習字、絵画、などなど最初から上手にはいきませんよね?
さらに癖がついた動作を治すには時間がかかります。
歩き方を改善していくことはストレスになってしまうことが多いです。
ですから一日5分間だけこの歩き方の練習してください。
長い目ですべてを見ることで自律神経は整います。
焦りは改善への遠回りです。