【改善失敗事例紹介】通院ペースが遠くなると改善が難しくなる理由

ありがたいことに自律神経失調症で悩む多くの方に頼っていただけている当院ですが、残念ながら改善が上手くいかない結果になることもあります。

そのような結果の場合は、だいたいある共通点があります。

そこで皆さんにぜひ参考にしていただきたいので、今回は改善失敗事例を紹介しつつ、「症状が改善しない場合の共通点」について説明をしていきたいと思います。

目次

5年間、めまい・頭痛・耳鳴りでお困りだった40代女性

5年もの長い間、めまい・頭痛・耳鳴りでお困りだった40代女性が来院されました。

この方はお仕事の都合上、一週間に一回、土曜日のみのご来院でした。

当院で自律神経整体を受けられた直後、めまい・頭痛・耳鳴りの症状が70%改善されていましたが、一週間後にまた、もとの症状へ戻ってしまうの繰り返しでした。

改善しない2つの理由

この方の場合、2つの問題がありました。

①5年間、めまい・頭痛・耳鳴りを生じていたので、めまい・頭痛・耳鳴りを起こすことが当たり前と脳が判断していた。

②日常生活の癖により、自律神経を乱していた。

つまり重症な症状だったわけですが、この場合は週1回のペースでは不十分です。

必要なことは初期の段階で集中して施術を受けることにより、脳にインプットされた間違った情報をキャンセルすることでした。(例えば週に2回)

良い状態を脳が正常と判断すると自然治癒力が強くなり、施術期間が空いても悪い方に戻りにくくなります。

その状態まで速く持っていくことで1週間に1回の施術ペースで症状は改善されていくようになるのです。

まとめ

つまりこの方が上手く改善しなかったのは、「重症」で且つ「初期の段階で1週間に1回しか施術が受けられない」からでした。

私の見立てでは、初期だけでも週2回の施術を受けていただければ改善したのではと思います。

ただどうしても人には事情があります。

遠方にお住まいであったり、お仕事の関係で集中的に施術が受けられない方は必ずいます。

そうした方の力になれない時、とても歯がゆくなります。

もしあなたがかなりひどい症状を抱えていて、少し詰めて通えそうなタイミングがあるなら、その時はぜひ週2のぺージで施術を受けていただけばと思います。

身体は必ず変わっていきます。

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