【症例紹介】40代男性のめまい、発症した理由と改善したプロセス

今回はある40代男性のめまいがなぜ起きて、どのように改善したのかを詳しく解説していこうと思います。

※40代男性とは昔の高山のことです。

目次

めまいの恐怖

めまいが起こる時のあの気持ち悪さとても嫌ですよね?

そして、何時めまいが起こるかわからない恐怖感

このままもっと悪くなってしまうんじゃないかと思う不安感

重病なんじゃないかと思う恐怖感

一度めまいが起こるといろいろ考えてしまいますよね?

院長の私高山も生活のリズムが崩れると今でもめまいが発症します。

最初にめまいを発症した時「悪い病気ではないか?」「子供もまだ小さいのに倒れるわけにはいかない」と先のことを考え怖いなと思いました。

私にめまいが起きた時のこと

たかやま整骨院を開院する以前に務めていた職場で、初めてめまいは起こりました。

その時の私のめまいの原因は肉体の疲れ、精神的ストレス、過労からでした。

今まで何ともなく過ごしてきて人ごとのように思っていためまいが、私に起こるとは想像もしていなかったのでショックでした。

それは12月の後半、とても忙しい日が続いていました。

朝から晩まで昼休みもほとんど取れず、一日5時間みっちり施術ずくめ。

しかも当時の施術方法は体力を使う施術方法だったので、カラダの疲労はピークに達していました。

一日終わるとくたくた。家に着くとこの状況がこのまま続くと思うと「私のカラダとココロは大丈夫なのだろうか?」という恐怖感に襲われていました。

それでも職場では気持ちを鼓舞して勢いでその場をしのいでいたのです。

そしてある日の夕方、施術中に私がベッドの右から左へ移動する際、首を振り向いた瞬間にくらくらとめまいが起こりました。

転倒しないようにベッドに寄りかかりました。

少し間を置くとめまいは治まりました。

今思うとめまいが起きてもおかしくない状況下だったと思います。

なぜめまいが発症したか?

1.脳や耳の中の器官が損傷を起こすことによってめまいが起こる場合

この場合整体だけでは改善しません。

しかし、病院で治療を受けながら整体と併用することで改善するスピードは速くなります。

その理由は?

どの症状であっても処方される薬は血管拡張剤であったり血流を促す薬であったりリンパの流れを良くするものです。

この薬の効能は副交感神経の働きが回復した時に起こるカラダの作用そのものです。

また脳の損傷によりめまいが発生し手術を行うにしても副交感神経を優位にすることで術後の回復が早くなるのは外科の立場からも言われていることです。

2.ストレスにより自律神経が乱れ、リンパの流れや血流が異常な状態となりめまいが起こる場合

私の場合こちらのケースでした。

12月に急激に気温が下がりました。

職場は暖房をつけ、常に患者様は5つあったベッドがいつも満床の状態でした。

室内は換気も悪く酸欠状態。

その中で私は体力任せの施術でまるで運動選手のように体を動かし続け汗だくでした。

寒暖差により自律神経のバランスが崩れめまいが起こっていたのです。

カラダは寒さに対応するために交感神経優位の状態になろうとしているときに、激しく動いたためにカラダは暑くなっていました。

通常ここで副交感神経が働き、血管を拡張しカラダのバランスをとるのですが、寒さに対応する交感神経が働いた状態になっていました。

結果、血管を収縮した状態で運動することとなり血液が不足し、栄養と酸素が上手く細胞に届かなくなります。

さらに職場の換気が悪い状態で大勢の患者様、職員が狭い空間にいたため部屋の酸素濃度は下がっていました。

血液内の酸素不足を補うためにさらに交感神経が働きます。

そして、忙しさによるストレス、この先に対する恐怖感がまた交感神経を優位に働かせます。

血液の流れが悪くなるのがわかります。

平衡感覚を感知する耳の中にある三半規管という場所があります。

この三半規管中にリンパ液が入っておりリンパが揺れることで「今傾いている、平衡だ。」などを感知し脳に情報を伝えます。

しかし、交感神経が働きすぎリンパの流れが乱れ、この機能に誤作動が起こりめまいが生じるのです。

私のめまいの場合交感神経が優位に働きすぎたことによるめまいだったのです。

精神的なこと、肉体的なこと、どちらの状態も交感神経が働きすぎ体液に悪循環を起こしていた。

ということは交感神経を正常な状態へ戻せばめまいは改善されるということになります。

私がとことん向き合ってきた「めまい」

この10年前にめまいを経験んしてから、めまいに真剣に向き合うこととなりました。

生活改善と整体でカラダを整えココロの使い方を変えることで、めまいが改善されることを身をもって体験したのです。

今でも生活や感情が乱れるとめまいは発症します。

年齢とともに副交感神経の機能は落ちるのですから、以前よりめまいを発症する可能性は高いのです。

しかし、めまいを起こす原因がわかっているので対策の仕方がわかるのです。

以前のような恐怖感はありません。

私の改善してきた経験をあなたのお役に立てたいというのが私の願いです。

自律神経のバランスを当院で整えます。

バランスの崩れたカラダを整体で整え、バランスの崩れたココロをカウンセリングで整えます。

自律神経のバランスを乱す悪循環を断つことでめまいは改善されるのです。

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