【症例紹介】50代女性介護職、むち打ちが自律神経バランス整体で改善した事例

今回は交通事故でむち打ちになり、自律神経のバランスを整体で整えたことにより後遺症がなく症状が改善された、鹿児島在住で介護の仕事をされている主婦のK.T様の事例をご紹介いたします。

目次

体験談

トラックと接触事故をおこしてしまい首、肩、むち打ちになってしまいました。

おもうように動かせず痛みも強い状態でしたが先生の的確な治療といつもていねいに説明をいただきおかげさまで長いこと安心して通うことができました。

今は後遺症も残らず頭痛にも悩むことなく元気に生活しております。

本当に感謝しております。ありがとうございました。

最初の身体の状態

事故直後にたかやま整骨院へいらっしゃいました。

K.T様の様子が普段と違うので私が「どうかしたんですか?」と尋ねました。

そうすると興奮気味に「今事故にあったんです。カラダはあまり痛くないんですが‥」

一杯お茶を飲んでいただき深呼吸をしていただき、くわしく状況をお聞きしました。

K.T様が鹿児島中央駅近くの2車線ある道路の左側を走行していたる時、走行車線に駐車していた車があり少し右に寄り避けたところ、車に衝撃が走ったそうです。

後方を見るとトラックがぶつかっていたとのこと。

車を道路のはじに寄せ、車を止めるとトラックの運転手が下りてきて「何をやっているんだ。」と怒っていたそうです。

電話番号だけ渡されその場を去って行ったそうです。

その直後、整骨院に直接来られたのです。

カラダの状態は「首が少しだけ痛い」とK.T様は言っていました。しかし、事故直後は興奮しているのであまり痛みを感じないのです。

私も以前もらい事故をしたことがありました。

私がバイクで信号待ちをしているところに、車が後ろから突っ込んできたのです。

事故直後や次の日まではそれほどカラダに出る症状は酷くなく「意外に大丈夫だな」と思っていたのですが、1週間後から全身の痛み、頭痛、吐き気で半年以上苦しむことになりました。。

その経験からK.T様には、まず警察に電話をして、ご自分の加入している任意保険会社に電話をして病院へいって頂きました。

それから5日後たかやま整骨院へ来て頂きました。

相手側の保険会社から電話で連絡が入っていましたので、K.M様は安心して治療が手出しなしでできるようになっていました。

事故直後と違い5日後の通院されたときには、ひどい頭痛がして首は痛みで動かせない、背中は何もしないでも痛く、右のお尻が椅子に座っているだけですごく痛いと訴えていました。

「あの時は大丈夫だと思ったのに」と言われていました。

このブログを読んでいただいているあなたも、もし事故にあってしまったらその場で絶対判断しないでください。

まず、警察へ通報し、ご自身が契約している保険会社へ電話、それから必ず病院で診察を受けてください。

体の検査

首→前後ろ・右斜めに倒す動作すべてがほとんど痛みで動かせない状態でした。

左背中→痛みでカラダを前に倒すことが全くできませんでした。

右お尻→車の運転席に座っているだけで痛みが酷かった。

K.M様の首・背中が1週間とにかく熱かったです。炎症があることを物語っているのです。

K.M様の乗っていた車は軽自動車で相手は10トントラック。思っている以上に衝撃がカラダに掛かるのです。

運転している車の右後ろからぶつけられているので、K.M様の左ななめ方向に力がかかります。

その力に耐えるために無意識に右のお尻を支点にし、左の背中の筋肉を使いカラダが飛ばないように防御します。

カラダで受けた衝撃は一番弱い5キロもある頭を支えている首に掛かってしまい、首を痛めてしまいました。むち打ち症です。

「火事場のばか力」という言葉があります。

こういった身に危険がある場合普段出せる力以上の力を筋肉が出すため、自分の力で自分筋肉を傷めてしまうのです。

施術

まず、施術初期の段階ではなるべくカラダを動かさないで治療を行います。

患部はスクエナーというロシアで開発された機械で施術をします。ロシアの救急隊員が必ず現場に持っていきます。また、スポーツの現場でも活躍していて、オリンピック選手、プロテニスプレーヤーのシャラポアも愛用している特殊な機械です。

2年間当院で使用しておりますが、今まで使用してきた治療器の中で圧倒的に治癒力が強く、施術している私がその効果に驚きを隠せません。

この時期にもう一つ重要なことはココロのケアです。

事故から少し経ったとき感情が乱れます。

怒りや不安が出てきます。

怒り、不安により交感神経が過度に働き血管が細くなり血行が悪くなり、痛みは症状以上に強くなり、患部の治りも悪くなってしまいます。

そして、先行きが不安になりさらに交感神経が働き痛みは強くなり、治りも悪くなってしまうのです。

K.T様は怒っていました。

ぶつけた側の理不尽な態度、痛さに耐えながらも仕事をしなければいけない今の状態に対して怒っていました。

施術を受けながらそう言った感情を語ってくれました。

話をすることだけで人は自分で解決策を見つけるとアメリカの心理学者カールロジャースは言っています。

最初の1か月間は肉体の施術をスクエナーで行い、それと同時にココロのケアを行いました。

2か月目

2か月目に入り日常生活での痛みが軽減し、激痛で夜目が覚めることがなくなったと言っていました。

患部を触診しても熱さはなくなっていたのでスクエナーでの施術に骨格の調整を行い始めました。

可動域は狭い状態だったので無理をしない範囲で動きを付けます。

仙骨・脊柱を調整することにより、髄液・血液の流れが良くなり自律神経のバランスが整い治癒力が強くなります。

まだまだ圧を掛けて押さえると場所によっては痛みが強く、可動域も広くなったとは言え正常時からはほど遠い状態でした。

施術開始から2か月目に、再度検査を行いました。

首 → 前後ろ・右斜めに倒す動作は全体的に可動域はひろがりました。

右の肩から首にかけての筋肉に強い圧痛があり。

日常生活で一番不便に感じるのは車を運転しているときの左右確認。

左背中 → 可動域は広がっていましたがまだまだ正常時からは遠い状態。

寝返りを打つ時の酷い激痛はなくなり、痛さで夜起きることはなくなりました。

右お尻 → カラダを前に倒すときに痛みがありました。

3か月目

施術前の首、腰の可動域検査と施術後の首、腰の可動域検査の差が大きく変化しました。

生活時の痛み、日常での困ったことも減ってきていると言われていました。

この2点はかなり体全体が良くなってきていることを意味します。

施術方法も手技による関節の可動域を広げる療法を加えていきました。

痛みが強い場合関節の可動域を広げる療法を行うと痛みにより交感神経が強く働き、血管を収縮させ血流を悪くし症状が悪化してしまうため、痛みがかなり引いたこの段階で行うのがとても有効なのです。

3か月目の中間

劇的に痛みが改善し、首、腰の可動域もほぼ正常に戻りました。

ただ、首、背中、お尻に圧迫したときに痛みはまだまだありました。

日常生活で困る点は人に呼ばれ振り向くようなとき首に激痛が走ることでした。

それと頭痛が発症しました。

交通事故前は一度も頭痛になったことがなかったそうです。

首の筋肉の過緊張によるものと明らかに自律神経のバランスが乱れたことによるものでした。

自律神経バランス整体を行うとその日のうちに頭痛は治まりました。

3か月目の後半

自律神経のバランスを整えてきたことにより、自然治癒力がとても強くなっていました。

その後頭痛も1回だけ発症しましたが、整体を行うことで改善されました。

最後の検査を行いました。

首→前後ろ・施術後可動域痛みが改善されていました。

左背中→圧痛もなくなり改善されました。

右お尻→痛みはどんな状況下でも改善されました。

3か月後に他の部分を怪我されたとき後遺症について伺いましたが、一切出ていないとのことでした。

K.T様、お困りのことがあればお気軽にご相談くださいね。

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