頭痛の種類とは?頭痛の原因は?偏頭痛を和らげる方法

こんにちは自律神経失調症専門整体 たかやま整体院 院長の高山です。

気候変動が大きく、頭痛でつらい思いをされる方が多くいらっしゃいます。

頭痛にも種類があり、対策を間違えると逆に痛みが強くなってしまいます。

また、そのままにしておくと重篤になってしまう頭痛もあります。

片頭痛を繰り返していると耳鳴り・めまいに代わり、脳梗塞・心筋梗塞・脳卒中になる危険性が高くなります。

今回は詳しく頭痛についてお伝えします。

目次

3種類の頭痛

頭痛は大きく分けて3種類あります。

痛み発症してからの対処法が違います。

また、偏頭痛でお困りの方は、緊張性型頭痛も発症する場合が多く、対処する際ご注意ください。

緊張性型頭痛

原因

血管が細くなり、血行不良により頭痛が発症します。

特徴

首や肩が凝ってから痛くなる

締め付けられるような痛み

夕方痛くなる

毎日痛くなることがある

なで肩の人に多い

運動すると収まる

お風呂に入ると痛みが収まる

夕方4時から5時くらいから痛み出す

甲状腺機能低下が起こると悪化

頭痛を起こさないように、日々の生活が大事です。

体全身の血行を促し、自律神経を整え、セロトニンを正常な状態に保ち、頭痛を遠ざけます。

偏頭痛

原因

脳内の血管が拡張され、三叉神経に触れ痛みが発症

急激に副交感神経が優位になった場合や、血糖値が下がるなどの理由で血管が一気に拡張し、脳内の三叉神経に触れ痛みが出るのです。

例えば蓄膿症などで鼻の粘膜に分布している三叉神経が刺激され、痛みが発症します。

鼻の粘膜には、三叉神経の抹消部が分布しています。

粘膜で刺激された信号が、三叉神経のもとの脳に達し、痛みを誘発します。

特徴

吐き気

肩こり

生あくびが出る

空腹感

気圧変化、気温の変化で頭痛発症

月経前後、女性ホルモンの変動により頭痛発症

環境の変化

女性に多い

敏感な脳の持ち主

まぶしいところ、音が大きいところ、匂いが強いところが苦手(パチンコ、ゲームセンター、映画館、コンサート、海辺、デパートの化粧品売り場等)

蒸し暑いと頭痛発症

血圧低い

アレルギー反応後に頭痛

(血管が腫れ痛み発症)

虫歯から頭痛

(虫歯三叉神経が歯まで到達しているため、痛みが脳まで到達し、頭痛が起こります。)

甲状腺機能亢進すると頭痛

なんとなく痛くなってから2時間ぐらいがピーク

30歳ぐらいから発症

月経の前後

光、臭いに敏感になる

聡明な人が多い

コレステロール値が高い

異常な食欲

下を向いただけで痛い

もともと、痛がり、寒がり、暑がり

閃輝暗点、視覚前兆
(脳に光が入り、現実にはない光が見えることです。)

原色が嫌い

動くと痛い(血管が神経に触れるため)

偉人に多い
芥川龍之介、ベートーベン、モーツァルト
(文献を調べるとそうであったといわれています。やはり脳の性能が良いのですね。)

暑い日

飛行機、新幹線乗車時の気圧変動

炎天下(暑さは天敵です。熱いと血管が拡張します。)

群発型頭痛

原因

原因ははっきりわかっていませんが、脳内の視床下部というところが刺激を受け発症するという説があります。

血管が拡張したときに発症することは確かです。

特徴

20代~40代男性

一年に数回

のたうち回るような、激しい痛み

就寝して1時間後くらいから発症

片側の目の奥がえぐられるような痛み

痛みは、1時間~1か月続く(1日の同じ時間、1時間くらい)

春先、秋口の季節の変わり目

頭痛が起こっている最中額が赤く腫れあがり、涙と鼻水が垂れる

かなり痛くて、つらい頭痛ですが、即命にかかわることはありません。

がっちりした、アグレッシブな人がなる

アルコールなどの、血管を拡張することが誘発

鼻の奥の粘膜を、たばこの煙で刺激すると、頭痛誘発

飛行機、新幹線乗車時の気圧変動

頭痛を起こさないように、日々の生活が大事です。

自律神経を整え、セロトニンを正常な状態に保ち、頭痛を遠ざけます。

こんな頭痛は危険な頭痛

思い当たる節がありましたら即病院へいってください!!

くも膜下出血

痛み出した時間を、バットで殴られたかのような、突然の激しい痛みのため覚えている

血圧高い

頭痛歴なく突然発症

軽いくも膜下出血の場合歩ける

受け答えが遅い

椎骨動脈解離

片側の後頭部に電撃痛

中年以降の男性

ゴルフや野球のスイングで起こりやすい

偏頭痛持ち人に多い

偏頭痛を薬でごまかし続け、水面下の脳の興奮性が増大して起こる。

日増しに強くなることはない

脳腫瘍、慢性硬膜下血腫

頭を強くぶつけた、数か月の間に血がたまり、徐々に頭痛が強くなっていく。

脳の肥大や出血により、日増しに脳が圧迫される

日増しに頭痛が強くなる

早朝からの頭痛

酒飲みの老人、脳梗塞の治療で、血液をサラサラにする薬を飲んでいる。

片頭痛を薬の乱用で、ごまかし続けてきた人にも起こる。

少し歩きづらい、尿が漏れやすい、物覚えが悪い。

髄膜炎、脳炎

風邪を引いたときの頭痛がひどくなった。

強い解熱鎮痛薬を飲んだり、普段から多量の頭痛薬を飲んでいると

血小板が正常に機能しなくなり、ウイルスが脳の中に入り、脳がはれ上がり、脳が下がり気味になり頭痛がひどくなります。

一歩進んだ偏頭痛の特徴

偏頭痛を誘発する食べ物

オリーブオイル

赤ワイン、チョコレート

グルタミン酸ソーダ(ステーキ肉、中華料理に使われる、旨み成分)

亜硝酸ナトリウム(ソーセージなどの加工肉)

※すべて血管が拡張する成分が入っています。

予防する食べ物

ビタミンB2、マグネシウムに予防効果あり

アロディニアが発症する

主に頭部、顔面の感覚異常

脳が過敏になり、知覚神経が過敏になる症状です。

味覚が敏感になったり、少しの痛みを強く感じます。

休日およびその前後に発症

忙しい日より、休みの日に、気が緩みすぎ、副交感神経が高ぶり、脳内血管が拡張し、三叉神経に触れ、発症しやすい

休日も予定を入れていくと発症しにくいです。

気圧

気圧が下がると、体がむくみ、三叉神経に触れ発症

偏頭痛の痛みがあるときの対策

薬はアセチルサリンチル酸(バファリンA)15歳未満は服用不可

甘いもの食べる

カフェインが有効(血管を収縮する成分)

薬で痛みをごまかし続けても、脳神経細胞の異常興奮は収まっていません。

その時、脳血管は微細ながら損傷を受け続けています。

異常な興奮を脳が続けていると、ちょっとしたことで異常興奮を起こします。

(それが続くと脳血管が詰まってしまう脳梗塞になる可能性が高くなります。)

その後、脳の前頭葉が興奮し、攻撃的な性格に変わることもあります。

頭痛を起こさないように、日々の生活が大事です。

自律神経を整え、セロトニンを正常な状態に保ち、頭痛を遠ざけます。

まとめ

様々な頭痛をご紹介しつつ、偏頭痛について詳しく説明してきました。

繰り返しになりますが、偏頭痛を何度も起こしていると、耳鳴り・めまいに代わり脳梗塞・心筋梗塞・脳卒中になる危険性が高くなります。

偏頭痛でお悩みなら、当院の自律神経整体を受けられることをお勧めします!!

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